
北爪裕道プロデュース
アンサンブル・コンテンポラリーα 定期公演2025
『ミクストメディア音楽作品の現在』
【日時】2025年3月25日(火) 19時開演
【場所】杉並公会堂 小ホール(東京都杉並区)
【曲目】
◆ ピエール・ジョドロフスキ:ヴァニタス(2022 日本初演)
◆ アレクサンダー・シューベルト:センセート・フォーカス(2014 日本初演)
◆ 大久保雅基:Musical Squash Game(2025 世界初演/公募選出作品)
◆ ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ:for M(2022 日本初演/公募選出作品)
◆ 北爪裕道:自動演奏楽器群によるプレリュード(2020/25)
【演奏】アンサンブル・コンテンポラリーα
遠藤文江 (Clarinet)、神田佳子、石﨑元弥 (Percussion)、佐藤まどか(Violin)
及川夕美、大須賀かおり (Piano)、山田 岳 (Electric Guitar)
コンピューター、音響etc.:北爪裕道 (INTEG'Lab)
照明:植村 真
舞台監督:小田原築
【チケット】
前売:一般3,000円 学生2,500円
当日:一般3,500円 学生3,000円
チケット取扱:
・LivePocket(電子チケット)
・チケットぴあ(コンビニ発券)
【主催】アンサンブル・コンテンポラリーα
【助成】独立行政法人芸術文化振興基金、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団、
公益財団法人ロームミュージックファンデーション
【後援】特定非営利活動法人 日本現代音楽協会、一般社団法人 日本作曲家協議会
【お問い合わせ】アンサンブル・コンテンポラリーα 事務局
contemporary.alpha@gmail.com
今回の定期公演では、北爪裕道のプロデュースにより、器楽と電子音響、映像、照明、身体表現などの多様なメディアが 様々に融合されたミクストメディア音楽作品を取り上げる。現代フランスを代表するこの分野の第一人者、ピエール・ジョドロフスキによる《Vanitas(虚栄)》は、楽器だけでなくテーブルなども用いながら、奏者の動作や演奏が映像と密接に連動し、その名の通り現実と虚構の境界を揺るがす大作。大規模かつ綿密な準備を経て挑む。
ドイツの作曲家アレクサンダー・シューベルトは、劇場出身のキャリアを生かし、照明や舞台 表現を融合させたユニークな音楽作品を創り続けている。その代表作の一つ《Sensate Focus》では、アグレッシブな照明演出と音響が 奏者のジェスチャーと緊密に結びつき、 視聴覚が 一体化した没入的な空間を生み出す。
北爪裕道の《自動演奏楽器群によるプレリュード》は、会場中に設置された多数の自作自動演奏楽器が連動し、アコースティックな演奏音が光を伴って空間を駆け巡る、新しい音響体験を生み出す作品である。
さらに今回、公募により世界各地から寄せられた多数の作品の中から2作品を選出。ひとつ は仙台在住の作曲家・アーティスト、大久保雅基による新作。2人の奏者と自動演奏ピアノ が、舞台上に映像として映し出されたゲームで渡り合う《Musical Squash Game》。もうひとつは、ポルトガルの著名な作曲家ジョアン・ペドロ・オリヴェイラによる《for M》。いずれも上演機会が極めて貴重で、またライブでその空間を体験してこそ意味を持つ作品ばかり。この機会をぜひお見逃しなく!


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