伊藤 弘之(Hiroyuki Itoh)[副代表]
1963年生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院博士課程修了、博士号(Ph.D.)を得る。湯浅譲二、池辺晋一郎、R.レイノルズ、B.ファーニホウの各氏に作曲を師事。芥川作曲賞、ヌオヴェ・シンクロニー国際作曲コンクール第1位、シュティペンディエン賞(ダルムシュタット)などを受賞。これまでにサントリー音楽財団、紀尾井ホール・いずみホール、ミュージック・フロム・ジャパン、全音楽譜出版社、クラングシュプーレン音楽祭、リュームリンゲン音楽祭、コトブス州立劇場管弦楽団などをはじめ多数の団体や個人の演奏家から作曲委嘱を受けている。アルディッティ弦楽四重奏団、ディオティマ弦楽四重奏団、クラングフォルム・ウィーン、ニュー・アンサンブル、アンサンブル・モデルン、新日本フィル、東京シティフィル、神奈川フィル、いずみシンフォニエッタ大阪、東京シンフォニエッタ、アール・レスピラン、アンサンブル・ノマド、ネクスト・マッシュルーム・プロモーション、アンサンブル・コンテンポラリーα、クァルテット・エクセルシオ、東京混声合唱団、ヴォクスマーナなどの演奏団体や吉村七重(筝)、宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、マイク・スヴォボダ(trb)、ラース・ムレクシュ(sax)、鈴木俊哉(リコーダー)など多くの優れたソリストたちにより、ISCM World New Music Days 、ルツェルン、ガウデアムス、ダルムシュタット、大邱、秋吉台、武生をはじめ国内外のさまざまな音楽祭やコンサートで作品が演奏されている。フォンテックとミュージックスケイプからこれまでに3枚の自作集CDをリリース、好評を得る。ALM、トランスライブ、Einstein Records、Telos Music、GenuinなどのレーベルでもCD録音されている。作品の一部がリゾリュート・ミュージック・パブリッシング、全音、リコルディ、日本作曲家協議会などから出版されている。2001から2015年にかけて武生国際作曲ワークショップの講師などをつとめる。2015年に東京オペラシティリサイタルホールで、2017年にソノリウムで開催された「音楽の展覧会」のプロデュースなどの活動も行っている。日本大学芸術学部教授。東京芸術大学音楽学部非常勤講師。