アンサンブル・コンテンポラリーα
定期公演2023 エクレクティック・アルファ ~ルイ・アンドリーセンに捧ぐ~
日時:2023年3月22日(水)19:00開演(18:30開場)
会場:杉並公会堂小ホール
入場料:前売 一般3000円 学生2500円
当日 一般3500円 学生3000円
Pコード:232292
興行コード:2242081
※未就学児の入場はご遠慮下さい。
■ルイ・アンドリーセン(1939-2021)ドゥーブル
Louis Andriessen: Double (1965) cl, pf
■鷹羽 弘晃(1979-)錬金術(初演)
Hiroaki Takaha: Alchemy (2023 WP) mar, vib, elec
■ルイ・アンドリーセン絵画
Louis Andriessen: Paintings (1965) fl, pf
■川上 統(1979-)𩸽柱(初演)
Osamu Kawakami: Tornado of Okhotsk atka mackerel (2023 WP) fl, cl
■桑原 ゆう(1984-)ビトウィーン・ジ・イン・ビトウィーンズ
(初演/アンサンブル・コンテンポラリーα2023委嘱作品)
Yu Kuwabara: Between the In-betweens (2023 WP / a commissioned work by Ensemble Contemporary Alpha) vn, vc
■ルイ・アンドリーセンジルヴァー[銀]
Louis Andriessen: Zilver (1994) fl, cl, 2perc, pf, vn, vc
※曲目、演奏家はやむを得ぬ事情により変更になる場合があります。
主催:アンサンブル・コンテンポラリーα
後援:一般社団法人 日本作曲家協議会/特定非営利活動法人 日本現代音楽協会/オランダ王国大使館
助成:公益財団法人 朝日新聞文化財団/公益財団法人 三菱UFJ信託芸術文化財団/公益財団法人 野村財団/芸術文化振興基金助成事業
<お問合わせ>
アンサンブル・コンテンポラリーα事務局
アンサンブル・コンテンポラリーα 2023では、2021年7月に没したオランダの作曲家ルイ・アンドリーセンの作品を取りあげます。様々な要素を取り込んだ「折衷主義(エクレクティシズム)」と呼ばれるスタイルで広く知られているアンドリーセンは、2000年に武満徹作曲賞審査員として来日していますが、これまで、日本で作品が演奏される機会はあまり多くなかった大家のひとりと言えるでしょう。近代以降の創作において「折衷」は否定的に受け止められてきた側面もありますが、情報化の進んだ現代では、多種多様な事象の混交はもはや日常です。本公演においては、そのような動向をむしろ肯定的に捉えつつ、近年活躍が目覚ましい若手作曲家である桑原ゆう氏への委嘱作品、及び、当団所属の作曲メンバー2名(川上統、鷹羽弘晃)の新作によって、それぞれの「折衷」に対する見解を提示し、多様化する価値観を議論の遡上に乗せ、今後の創作の方法論を探っていく契機としたいと考えています。
桑原ゆう
1984年生まれ。東京藝術大学および同大学大学院修了。日本の音と言葉を源流から探り、文化の古今と東西をつなぐことを軸に創作を展開。国立劇場、静岡音楽館AOI、神奈川県立音楽堂、横浜みなとみらいホール、箕面市立メイプルホール、ルツェルン音楽祭、ZeitRäume(バーゼル)、Transit 20·21(ルーヴェン)等、国内外で多くの委嘱を受け、世界各地の音楽祭や企画で作品が取り上げられている。楽譜はEdition Gravisより出版。「淡座」メンバー。国立音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。第31回芥川也寸志サントリー作曲賞受賞。https://3shimai.com/yu/
【出演】
アンサンブル・コンテンポラリーα
フルート:多久 潤一朗
クラリネット:鈴木 生子
打楽器:神田 佳子・稲野 珠緒
ピアノ:及川 夕美
ヴァイオリン:佐藤 まどか
チェロ:松本 卓以
エレクトロニクス:北爪 裕道
Ensemble Contemporary α
東京を拠点に活動し、20世紀以降の音楽を専門とする現代音楽の室内アンサンブル。17 名の演奏メンバーと 11 名の作曲メンバーによって構成される。作曲メンバーが、アンサンブルの運営とプログラミングを手がけ、演奏メンバーとの密接な共同作業のもと活動を展開している。1997年の発足以来これまで演奏した作品は二百数十曲 に及び、作曲メンバーの作品だけでなく、世界各国のさまざまな作曲家たちの作品を取り上げて来た。演奏メンバーのリサイタル公演とアンサンブル公演による活動は各方面より好評を得ている。海外では、韓国女性作曲家協会主催コンサート(2007 年、ソウル)、テグ国際現代音楽祭(2010 年・2013 年)、ソウル・コンピュータ音楽祭(2013 年)、韓国 ACL 音楽祭(2017 年、ソウル)に招待され演奏している。
<作曲メンバー>
田村文生(代表) 伊藤弘之(副代表)
金子仁美 川上統 北爪裕道 斉木由美
鈴木純明 堰合聡 鷹羽弘晃 山本裕之
米倉香織
<演奏メンバー>
多久潤一朗fl. 宮村和宏ob. 遠藤文江・鈴木生子cl. 塚原里江bn. 曽我部清典trp. 池上亘trb.
神田佳子perc.及川夕美・黒田亜樹pf.
佐藤まどか・野口千代光・花田和加子vln. 安藤裕子vla. 松本卓以・岩永知樹vc. 柳澤智之db.
ホールご案内
杉並公会堂小ホール
東京都杉並区上荻1-23-15
荻窪駅北口(JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線)より徒歩7分
お知らせ
■2023年1月から本公演に向けて企画者の川上&鷹羽によるYouTube配信を行います。
新作についてのトークなど、展開していきます。詳しくはアンサンブル・コンテンポラリーαのSNSをチェックしてください。
■アンサンブル・コンテンポラリーα 2024 「独奏の妙技~ハインツ・ホリガーを巡って~」
2024年2月22日(木) 東京オペラシティ リサイタルホール
※公演において初演するヴァイオリン独奏作品を公募します。
詳細はこちらよりご覧ください。
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